SPGとマリオット統合前のゴタゴタの中、無事にプラチナチャレンジに成功しました!
思い返せば5月の終わり、このままだとSPGアメックスからのステータスマッチ組はラウンジや朝食やレイトチェックアウトが使えなくなる、という情報に触発され、まぁチャレンジに成功してもしなくても、申し込むだけ損はないかと勢いで電話したのが幸運でした。
その時の心の葛藤はこちらにまとめております。
それから少し経つとプラチナチャレンジが締め切られ、 統合後のステータスは
- SPGアメックスからのステータスマッチ組 →新ゴールドエリート
- プラチナチャレンジ成功組 →新プラチナプレミアエリート
と明暗わかれるのが、現実味をおびてきています。
本当にあの時電話して良かった…
さて、それまで成功してもしなくてもと軽く考えていた私も、7月中旬からはなんとしても達成せねばという思いで突っ走り、夏休みを潰して、このたびなんとかプラチナチャレンジ達成に成功しました。
途中、イレギュラーなことも起こり、思っていたより素敵なチャレンジになったので、記録を書いていこうと思います。
宿泊ホテル&かかった費用&獲得したポイント
個別のホテルレビューはおいおい書くとして、今回のプラチナチャレンジのすべてを表にしてみました。
すべて1室2名で予約。
シンガポールを除き、関西在住なので近場でより多くのホテルに泊まれるように手配してみました。
ホテルのラウンジで同じくプラチナチャレンジ中の方とお会いする機会がありましたが、安いホテルに繰り返し泊まるプランを実行していたようで、「まるで修行をしている気分だ…」とおっしゃっていました。
短期間でとなると、やはり色々なホテルに泊まって気分を変えるほうが精神的には楽だとは思います。そのかわり財布は痛みます…。
宿泊ホテルについて
SPGアメックスからステータスマッチをしたゴールド会員なので、マリオット系列のホテルでは
- ラウンジアクセス(本人+同伴者1名)
- 朝食無料(本人+同伴者1名)
- レイトチェックアウト(16時まで)
がついてきます。(8月18日の統合までの間。統合後はプラチナエリート以上の特典になります。)
今回泊まったホテルもほとんどがこれらの特典付でしたが、
・モクシー大阪本町
・ザ・リッツ・カールトン大阪
だけは別でした。
モクシー(moxy)はマリオット系列のホテルブランドの中で一番下のランクに位置するデザインホテル。
価格がお手頃な代わりに部屋は狭く、ラウンジなし、朝食もしょぼいといった具合です。
今回の宿泊では、ゴールド会員特典として、バーでアルコール等が飲めるドリンクチケット(2枚)と朝食無料券(2枚)がもらえました。
以前は朝食が付かなかったようなので、改善されているようです。
ザ・リッツ・カールトンは、マリオット系列で最上位に位置するホテルブランド。
ただ泊まりに来た庶民では、ラウンジや朝食なんて付けてもらえるはずもありません。
ということで、今回の宿泊では朝食付きプランで予約しました。
1室2名朝食付で税抜き19,000円程度だったので、けっこう満足でした。
大阪のリッツカールトンは古いこともあって、最近宿泊価格が下がってきていますね。
かかった費用
今回のプラチナチャレンジでは、総額18万8,000円ほどかかってしまいました。
だいたい15万円くらいが相場だと言われているようなので、高くついたほうですね。
私がお会いしたプラチナチャレンジ中の方は、モクシーとコートヤードで頑張って12万円以内に収めたいと言っていました。
そして忘れてはいけないのがベストレート保証(Best Rate Guarantee)、マリオットでは”Look No Further”と呼ばれています。「もう探さなくていいよ〜」というのは誰の心の声なのでしょうか。
今回もいくつかベストレート保証に成功し、総額25万円超→18万8,000円まで費用を抑えることができました。
若干システムが変わったのか、それとも担当者の采配なのか、以前は申請できたサイトがダメだったり、サービス料込なのを計算してくれなかったり、何回も失敗しました。
でも、これだけ色々なホテルに泊まれたので、納得の出費です。
プラチナ特典
ポイントについて書く前に、「なぜプラチナチャレンジしているのにプラチナ特典があるんだ!?」と疑問に思った人もいると思うので、先に。
今回のプラチナチャレンジの途中、予想すらしていなかった事態が発生しました。
それが、勝手にプラチナになってる事件。
具体的には、7月17日の日付が変わった直後、それまでゴールド表記だった人のアカウントが自動的にプラチナ表記に変わってしまった、という事件です。
それも多くが、プラチナチャレンジ中のゴールド会員。
後にバグだと分かりますが、SPGのほうもプラチナ表記になったり、プラチナ会員として予約できちゃったり、結局のところ、現在に至ってもこのプラチナ表記は戻っていません。
ただ、サービスセンターのお姉さんにはもちろん、プラチナチャレンジを完了しないと統合後にはゴールド会員に戻っている、と釘はさされました。
そんなこともあり、7月18日で予約していた2滞在目のモクシー大阪本町での宿泊から、なんとプラチナ特典を受けることができました。
「プラチナ会員様でございますね」と毎回言われながらプラチナチャレンジするのは、なんとも微妙な気分でしたが…。
プラチナ特典は2つ。
- ウェルカムギフト(スナック&ドリンク、または、ポイント)
- 追加のボーナスポイント(ゴールドは+25%、プラチナは+50%)
2滞在目のモクシーではウェルカムギフトとしてスナック&ドリンクを選びましたが、それ以降はすべてポイントを選択しました。
モクシーでは200ポイントしかもらえないので、ドリンク×2+スナック(クラッカーとチーズ or カップラーメン or アイスクリーム)×2のほうがかなりお得感があります。
ラウンジのあるホテルでは、スナックもドリンクもラウンジで食べ放題なので、そちらを選ぶメリットはありません。
リッツカールトンはポイント1択でした。
このプラチナ特典により6,000マリオットポイント以上余計にもらうことができました。
他にもプラチナ特典には、スイートルームを含むその日空いている一番良い客室に泊まらせてもらえる、というのがあるのですが、どこで対象外と判断されたのか、アップグレードはゴールド会員レベル止まりでした。
ポイント
7月20日のメガボーナス期間に2泊分しか間に合わなかったため、合計26,000マリオットポイント余りの獲得となりました。
全部メガボーナス期間に入っていれば、あと3,750ポイント稼げたのになと思うと残念ですが、こればかり仕方がありません。
昔は1泊で2,000ポイントもらえるメガボーナスもあったので、プラチナチャレンジするタイミングも大事ですね。
さて、今後この26,000マリオットポイントの他に、SPGアメックスでの決済で付くポイントと予約する前に経由したポイントサイトのポイントが入ってくる予定です。
SPGアメックスでSPG/マリオット系列ホテルの料金を払うと、ボーナス期間中の今なら100円あたり2スターポイント付きます。 (通常は100円で1スターポイント。ボーナス期間は毎年継続更新中。)
今回は18万8,495円使っているので、3,768スターポイント=11,304マリオットポイント付く予定です。
さらにポイントサイトの経由ポイント。
今回は4%還元のハピタスではなく、3%還元のモッピーを利用しました。
マリオットポイント付きのプランは対象外なので、1滞在目と5滞在目はポイントが付きません。
残りの滞在すべてにポイントが付くと、合計約5,500ポイント。
これですでに5,500円分ですが、モッピーのドリームキャンペーンで80%JALマイルに交換すると、4,400マイルになります。
ポイント関係を合算すると、
- マリオットポイント 44,486ポイント
- モッピーポイント 5,500ポイント
マリオットポイントの価値を表すのはかなり難しいですが、無料宿泊にかかるポイント数などを考慮して、1ポイント=1円だとすると、全部で5万円分ほどのポイントを獲得したことになります。
まとめ
かかった金額から獲得したポイントを差し引くと、持ち出しになったのは13万8,000円ほど。
これで統合後もラウンジや朝食無料があり、運が良ければスイートルームにアップグレードしてもらえる権利もついて、しかもその特典が2020年2月までなら、私は納得です。
プラチナチャレンジ中もラウンジアクセスや無料朝食やレイトチェックアウト、おまけにプラチナ特典までついて、かなり快適で楽しい滞在になったので、本当にやって良かったと思います。
最後に
統合後、またこのように上位ステータスにチャレンジできるような制度ができるかどうか、現在のところ分かっていません。
今回のプラチナチャレンジの達成状況をサービスセンターに確認した際、2020年2月以降のステータスについて、従来の1年に1ランクずつ下がるというシステムではなく、前年の宿泊日数で決定すると言われました。
まだまだ統合後のことは不確定要素が多いですが、1つ確実に言えることは、、
今回運良く申し込みに間に合った方は絶対に達成させるべきだと思います。頑張ってください!!
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