マイルを貯める目的は何ですか?
年1回のハワイ旅行、ファーストクラスでヨーロッパ、貯まるマイルが多いほど夢は広がります。しかし、家族分となると必要なのは数十万マイル。
仕事で海外を飛び回るなど年何十回も飛行機に乗る生活をしない限り、フライトだけでマイルをそんなに貯めることは不可能です。
そこでみんなが実践しているのが、陸にいながらマイルを貯める方法。
基本的にフライトで貯めるはずのマイルを飛ばずに貯めるため、「陸マイラー」と呼ばれていますね。
今回は、JALマイル版「陸マイラー」への入門編。
JALマイルが何倍も貯まりやすくなる「JALカード」の紹介です。
JALカードのメリットとは
JALが発行しているクレジットカード。
年会費はかかりますが、JMBカードにはないたくさんのメリットがあります。
メリット①:日常生活でマイルが貯まる
基本的に、クレジットカードを利用するとポイントが貯まりますが、JALカードではポイントの代わりに「マイル」が貯まります。
貯まるマイルは、200円=1マイル。
他のクレジットカードからのポイント移行は概ね、「2円分のポイント→1JALマイル」なので、ポイントが1%以上付くクレジットカードだと同水準です。
しかし、JALカードは使い方によって、最大4倍もマイルが貯まります。
まず、特約店で使うと、200円=2マイル。
特約店の例を挙げると、JALの航空券購入やJAL系列のホテル、イオン、ファミリーマード、大丸・松坂屋、ENEOS、紀伊國屋書店、ロイヤルホスト、マツモトキヨシ等など。日常生活でよく使うお店ばかりです。特約店について詳しくはこちら。
毎年4月頃にガイド本も無料で送られてきます。(※現在は送付されていません。)
さらに、年会費3,240円(税込)のショッピングマイル・プログラムに登録することで、100円=1マイルになります。
これで2%ポイント還元のクレジットカードと同水準。
その上で、ショッピングマイル・プログラム+特約店で使うと、なんと100円=2マイル。
年会費がかかることがねっくですが、外国の航空会社のマイレージと違いJALマイルはお金で買うことができないので、3,240円でマイルが2倍貯まると考えたらすごくお得だと思います。年間6,280円以上カードで払ったら元は取れる計算です。
このご時世、2%以上還元してくれるクレジットカードなんてほぼ皆無ですから(一時期はリクルートプラスという2%還元カードがありましたが)、JALマイルを本気で貯めている人はJALカードをメインカードにしています。
ちなみに、年会費の利用分はマイルが付きません。
メリット②:フライトでボーナスマイル
JAL便に乗る予定のある方こそ恩恵を受けるのが、このJALカード。なんとボーナスマイルがもらえます。
空港のカウンター近くで呼び止められてJALカードをすすめられたりするのはこのため。搭乗する前に入会しないともらえないからです。
まず、JALカードに入会後はじめてのフライトでもらえるのが、入会搭乗ボーナス。
学生用カード(JALカードnavi)と普通カードは1,000マイル、それ以上のランクのカードは5,000マイルです。
そして、入会搭乗ボーナスをもらった翌年から、毎年最初のフライトでもらえるのが、毎年初回搭乗ボーナス。
学生用カード(JALカードnavi)と普通カードは1,000マイル、それ以上のランクのカードは2,000マイルです。
さらに、フライトごとに何回でももらえるご搭乗ごとのボーナス。
学生用カード(JALカードnavi)と普通カードはフライトマイルの10%、それ以上のランクのカードはフライトマイルの25%です。
フライトマイルとは、区間マイル(実際に飛行機で飛んだ距離)の50%〜75%に設定されています。この差はずばり航空券の代金の差。たくさんお金を払って乗ってくれた人は多めにマイルをあげるよ、ということです。ツアーとかパック旅行とか格安で旅行をする際は、ほとんどが区間マイルの50%になっています。
せっかく長い距離飛んだのに、半分しかマイルをもらえないなんて悔しくないですか。アメリカやヨーロッパなど長距離のフライトならなおさら。
その場合は、年会費2,160円(税込)のツアープレミアムに登録すると、フライトマイル=区間マイルの100%になります。
もちろん、ボーナスマイルは上乗せして付くので、最大区間マイルの125%マイル。
長距離路線に乗る予定がある場合は、迷わずツアープレミアムも付けることをオススメします。
メリット③:保険が自動付帯
さすが旅する会社のカードだけあって、なんと保険が海外・国内ともに自動付帯です。つまり旅行の代金をJALカードで払っていなくても大丈夫。
他のクレジットカードならゴールドカード以上のサービスなので、地味に嬉しいサービスですね。
補償額も最大1,000万円〜1億円と充実しています。
メリット④:JALカード家族プログラム
JALカードも持つ家族であれば、マイルを合算して使えます。無料です。
特典航空券の目的地も幅が広がります。
18歳未満でJALカードが作れない家族は、JMBカードのマイルを合算できます。
メリット⑤:特典航空券にお得に交換できる
JALカード会員ならマイルを特典航空券に交換する際、閑散期であればディスカウントマイルより国内線で500マイル、国際線で1000マイル少ないマイルで交換できます。
(例)東京ー大阪を普通席で往復する場合
通常マイル 12,000マイル
ディスカウントマイル 10,000マイル
JALカード割引 9,500マイル
JALマイレージバンク – JALグループ国内線特典航空券 マイル早見表
JALマイレージバンク – JALホームページ限定 JALカード割引 国際線特典航空券
国内線は例年、4月〜5月、12月〜2月頃が閑散期で、国際線は国ごとに設定されています。
メリット⑥:その他にも特典がたくさん
詳しくは公式サイトへ。
JALカードの種類
JALカードには、用途に合わせて6種類ものカードが用意されています。
この中から自分に合うカードが地味に難しい作業で、慎重に選ばないとただ年会費がもったいないだけになりかねません。
そのかわり、自分の身の丈に合ったカードが選べると、少ない投資で爆発的にマイルが貯まっていきます。
スタンダード
・普通カード
年会費:初年度無料、2年目以降 2,160円(税込)
学生専用
・JALカード navi
年会費:在学中無料
卒業後は普通カードに切替
20代限定
・JAL CLUB EST
年会費:普通カード/CLUB-Aカードの年会費+5,400円(税込)
CLUB-Aゴールド/プラチナの年会費+2,160円(税込)
基本カードを選び、CLUB EST年会費を追加で払うことで会員になれます。
上級・エグゼクティブ
・CLUB-A カード
年会費: 10,800円(税込)
・CLUB-A ゴールドカード
年会費: 17,280円(税込)
・プラチナカード
年会費: 33,480円(税込)
それぞれのカードの詳しい解説と選び方は次の記事で。
お得な入会方法
JALの公式サイトで色々調べると、その流れで公式サイトから入会してしまいがちですが、それはすごく損です。
ここからは、JALカードに入会する際、1円1マイルたりとも損をしない、お得な入会方法を紹介します。
紹介で入会する
既存会員からの紹介で、500マイル〜5,000マイルもらえます。
ただし、紹介者に名前やメールアドレス、電話番号を教えないといけないので、知人や家族からの紹介が安心ですね。
既存会員がまわりにいない場合は、ポイントサイトからの入会がオススメです。
選ぶカードによっては、紹介でもらえるマイルよりも多くのマイルが貯まります。
ハピタス経由で入会する
経由するだけで、マイルに交換できるポイントがもらえるポイントサイト。
JALカードの入会もポイントサイトを経由するだけでお得になります。
「ハピタス」では、カードの種類によって、500ポイント(500円・250マイル相当)〜2,400ポイント(2,400円・1,200マイル相当)のポイントがもらえます。
キャンペーン時はなんと5,000ポイント(5,000円・2,500マイル相当)もらえたことも。
ぜひキャンペーンを狙って入会してください。
ちょびリッチ経由で入会する
ポイントサイト「ちょびリッチ」でも、JALカードの入会でマイルに交換できるポイントがもらえます。
現在は1,600ポイント(800円・560マイル相当)。
キャンペーン時には、普通カードでなんと12,000ポイント(6,000円・4,200マイル相当)もらえることもあったので、急がないのであれば、会員登録だけしてキャンペーンを狙う手もあります。
ポイントタウン経由で入会する
「ポイントタウン」はクレジットカード案件に強いサイト。
キャンペーン時でなくても、JAL普通カードの入会で、48,000ポイント(2,400円・1,200マイル相当)〜100,000ポイント(5,000円・2,500マイル相当) もらえます。
最後に
JALカードは、JALマイルを貯める「マイラー」には必携のカード。
是非、自分に合う1枚を見つけて、マイルで旅する生活をエンジョイしてください。
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