SPG/マリオットの統合に関する情報をまとめています。
基本
統合後の名前は?

これまでは、
- マリオットリワード
- ザ・リッツ・カールトン リワード
- SPGロイヤリティープログラム
の3つでしたが、統合されたらどういう名称になるのでしょうか。
実はまだ発表されていません。
2018年8月の統合後も、しばらくはそれぞれの名称が維持され、2019年に完全統合された新リワードプログラムの誕生が予告されています。
いつから始まるの?
新プログラムの施行は、2018年8月18日午前0時からです。
ただし、これはアメリカ東部標準時を基準としているため、日本時間では2018年8月18日午後2時からのスタートとなる予定です。(2018年8月17日修正)
現在アメリカはサマータイム期間中ですが、EST(東部標準時)と明記されているため、この時間になります。
SPGアメックスの獲得ポイントなど一部のサービスは8月1日からひっそりとスタートしています。
メンテナンス期間は?
こういう大きな出来事にはメンテナンスが不可欠。
マリオット・SPGそれぞれからメンテナンス予定が配信されています。
マリオット:
8月15日14時〜8月19日14時(日本時間)で断続的に
SPG:
8月18日14時(日本時間)から数時間
カスタマーセンターももちろん繋がりません。
今後のスケジュールは?

とりあえず8月18日に、SPGロイヤリティプログラムとマリオットリワードの垣根がなくなり、エリート資格やポイントやホテルカテゴリーが統一されます。
2019年初旬に新しいプログラムの名称が決定します。
それと同時に、ホテルカテゴリーの追加やオフピーク制度の導入などがなされ、充実したプログラムに生まれ変わるそうです。
会員特典
エリート会員資格
これまでのステータスは、マリオット4段階、SPG3段階でした。
マリオット
・リワード会員
・シルバーエリート(年間10泊以上)
・ゴールドエリート(年間50泊以上)
・プラチナエリート(年間75泊以上)SPG
・プリファードゲスト
・ゴールドプリファードゲスト(年間10滞在または25泊)
・プラチナプリファードゲスト(年間25滞在または50泊)
新しい会員プログラムでは、なんと6段階になります。
うまいこと合体させたような感じですね。
新プログラム
・会員(年0〜9泊)
・シルバーエリート(年10〜24泊)
・ゴールドエリート(年25〜49泊)
・プラチナエリート(年50〜74泊)
・プラチナプレミアエリート(年75〜99泊)
・プラチナプレミアエリート(年100泊以上+ご利用金額20,000米ドル)
2018年1月からのマリオット/SPG系列ホテルでの宿泊日数をすべて合算し、ステータスが確定します。
現在ステータスを持っている会員は、しかるべきステータスに自動的に移行されます。
マリオット:
SPG:
つまり予定では、
SPGアメックスからのステータスマッチ組は、ゴールドエリート。
プラチナチャレンジ達成組は、プラチナプレミアエリート。
SPGアメックス組:ゴールド→新プラチナエリートの謎(2018年8月20日追記・修正)
8月19日の新アカウント公開後、SPGアメックスからのステータスマッチ組にも、アカウントがプラチナエリートになっている方がちらほらいらっしゃるようです。
この原因について、4つの説が考えられます。
説①:マリオットの優しさ
現在の最有力説です。
どういうことかと言うと、これまでゴールド会員として年間50泊に値する特典を受けてきたのに、新ステータスの年間50泊=プラチナエリートの特典が享受できないのは可哀想だ、というマリオットの優しさ。
・ゴールド→プラチナエリートになっているのは宿泊予約がある人が多い
・今は有資格年の途中(有資格年に関しては2つ下の見出しに記載しています)
という点が説得力を上げています。
実際に、カスタマーセンターで、選ばれた人に対するプロモーションだと説明された方もいるようです。
有効期間が2019年2月までと言われたという点も、有資格年を考えると納得がいきます。
この場合、選ばれた人というのは、2019年2月までに宿泊予約が入っている人のことを指しているのだと考えられます。
統合前に予約しているのに、有資格年の途中で特典を取り上げられるなんて、あまりにも不憫ですからね。
説②:会員規約を読んでいるか試されている
今回、この記事を書くにあたり、新旧の会員規約を隅から隅まで読んでいたりするわけですが、こんな記載があるのをご存知でしたか?
この件に関わる部分だけ抜粋すると、
「獲得資格のないエリート会員資格が会員アカウントに加算された場合には、速やかに当社までお知らせいただく必要があります。」
知らなかったわ、こんなの。
ということで、実はマリオットに会員規約読んでるか試されている説。
お知らせするのが正解なのか?
まさか、ね。
説③:システム的に仕方なく
統合してどのステータスに変更するか、今の時代ひとつひとつ手作業でやる訳はありませんから、システムを組んで自動的にやっているはずです。
その際、統合前にゴールドと書いてあった人は全員プラチナね、という風に一括変更するようになっていたとしたら…。
統合前にステータスマッチした方だと、元々の表記がゴールド会員なので全員プラチナエリートになりますね。
もしそうだとすると、しばらくこのままの状態である可能性が十分にあります。
ただ、SPGアメックス組全員がプラチナエリートになっているわけではないこと、プラチナエリートになるのに時間差があったことなどを考えると、この説はあまり有力ではなさそうです。
説④:ただのバグ
統合作業にはバグ(不具合)が付き物ですからね。
日本人のイメージだと、何回も確認・調整をしてから運用しろよ、という感じですが、おおらかなお国柄だと、運用してみてバグが見つかり次第修正していく、というやり方も多いと聞きます。
となると、おそらくこの不具合は報告されているでしょうから、修正されるのは時間の問題ということ。
明日朝起きたらゴールドエリートに戻ってた、という可能性も十分にあります。
ちなみに、マリオットはプラチナエリートなのに、SPGはゴールドエリートなんだけど…と思っている人、それはそれで正解なのです。
今回の統合ですが、「アカウントの統合」という作業を自ら行わない限り、SPGとマリオットのアカウントは、別々の会員番号で、別々に管理されています。
SPGはゴールド→ゴールドの予告通りなので、何らおかしくはないのです。
アカウントの統合に関しては、次の見出しに記載しています。
いずれにしても!
この機会を利用しない手はありませんね。
いくらバグであっても、アカウントがプラチナ表記であれば、問題なくプラチナ特典が受けられますよ。(実証済み)
プラチナチャレンジ組:プラチナ→新プラチナエリートの謎(2018年8月20日追記・修正)
さて、プラチナチャレンジ達成組である管理人のステータスですが、
SPGからログイン:
SPGからログインすると、プラチナエリートになっています。
一応、プラチナプリファードゲスト→プラチナエリートの予告通りですね。
ポイントは、元々あったスターポイントが3倍された数になっています。マリオットにあったポイントは足されていません。
マリオットからログイン:
マリオットからログインすると、おかしなことになっています。
こちらもプラチナエリート。
マリオットはプラチナ→プラチナプレミアエリートと予告しているはずなのですが…。
そしてポイント数はSPGから見た時と同じ。つまりスターポイントを3倍した数で、マリオットポイントは全然反映されていません。
そして、右上の小さい画面のほうにはSPGのマークが。
こちらは、だいぶ混乱していますね。
こういう不具合は会社の信頼を落としかねないと思うのですが、大丈夫なのでしょうか。
この件に関しては、未だ謎のままです。
プラチナチャレンジをする際、「統合後はプラチナプレミアエリートです!」とカスタマーセンターに何回も言われていたので、ちゃんと対応してもらえると良いのですが…。
ただ、万が一、プラチナエリートのままだったとしても、2018年中にプラチナチャレンジした人は有効期間が2020年2月までになっているはずなので、SPGアメックス→プラチナエリート組より有利であることは間違いないはずです。
アカウントの統合(2018年8月19日追記)
ちなみに、SPG・マリオット2つのアカウントですが、「アカウントの統合」という作業を行わないと、統合しているにもかかわらず、それぞれの会員番号で別々に運用されるとアナウンスされています。
ステータスマッチをしていても、です。
なので、管理人の場合、SPGからログインして→プラチナ、ポイント数はスターポイントの3倍…は正しいです。
しかし、マリオットからログインしたら→プラチナプレミア、マリオットで獲得したポイント数…でないとおかしいわけですね。
さて、「アカウントの統合」の作業ですが、以下のサイトから行います。
現在はまだ Coming Soon になっています。
(2018年8月21日追記)
上のリンクは未だに「まもなくオープン」ですが、
https://www.marriott.co.jp/loyalty/merge
↑こちらのリンクから統合が可能になりました。(追記ここまで)
統合後すでに、どちらのサイトからでも全てのホテルが予約できますが、ポイントや宿泊日数を合算したり、ステータスを合わせたりなどは「アカウントの統合」をしないとできません。
つまり!
SPGアメックス組でなぜかゴールド→プラチナになった人は、この「アカウントの統合」が公開され次第、アカウントを統合してしまうと、SPGゴールド+マリオットプラチナのうち良いほうが採用されるので、そこでうやむやになる可能性があります。(良い意味でね)
逆に、プラチナチャレンジ達成組で、管理人のようにプラチナ止まりになっている人は、アカウント統合でうやむやにしないほうが絶対にいいです。
とりあえずカスタマーセンターが開き次第、確認の電話をいれたいと思います。
資格獲得期間と有資格年
ステータスの有効期限がどう決まるのかご存知ですか?
通常、エリート資格を獲得するには、1年の間に決められた宿泊数をクリアしなければなりません。
その1年間を「資格獲得期間」と呼び、1月1日〜12月31日と規定されています。
その資格獲得期間中に、宿泊数をクリアしてエリート資格を得ると、その日から資格獲得期間の終了日までフライングで特典が受けられるようになります。
そして翌年が正式な「有資格年」。
前の年に獲得したエリート資格が1年間維持されます。
と同時に、次の年に向けた資格獲得期間にもなるわけです。
さらにその翌年の1月・2月はおまけの期間。
つまり、例えば、2018年の資格獲得期間中にエリート資格を獲得すると、2019年は有資格年、2020年の1〜2月はおまけの期間ということで、有効期限は2020年2月までとなります。
2020年2月以降もエリート資格を維持したければ、2019年の資格獲得期間中に宿泊数を積み重ねるしかありません。
これまではエリート資格が維持できなくても、ステータスは1つずつしか下がりませんでした。(プラチナ→ゴールド、プラチナ→☓→シルバー)
しかし、統合後は純粋に資格獲得期間の宿泊数で決定するという噂があります。
この噂は公式アナウンスはされていませんが、マリオットリワードのサービスセンターの担当者が言っていたので、信憑性は6割くらいでしょうか。
2018年8月20日追記:
新会員規約を確認しましたが、エリート会員資格が1年に1つずつしか下がらない、という旨の記載がなくなっていました。
プラチナエリート以上では年間チョイス特典という名目で5泊分のエリートナイトクレジット(宿泊実績)がもらえるようですし、本当に宿泊日数でしかエリート会員資格を維持できないのかもしれません…。
ライフタイムエリート資格
宿泊日数を重ねると、ライフタイムエリート資格が得られることがあります。
まぁかなりの宿泊日数なので、我々庶民には関係のない話ですが、一応書いておきます。
これまでのライフタイムエリート資格獲得条件。
マリオット:
SPG:
新しいライフタイムエリート資格獲得条件。
新プログラム:
どちらにとっても今までより取りにくくなった印象ですね。
しかし、これまで別々に宿泊日数や資格保持期間を重ねてきた人にとっては、合算されることで一気に獲得条件に近づけるかもしれません。
ちなみに、2018年末までに750泊かつプラチナ会員資格10年間を達成する方は、特別にライフタイムプラチナプレミアエリートが獲得できます。
これ以降、ライフタイムプラチナプレミアエリートが獲得できるチャンスは2度とありません。
また、現在すでにライフタイムエリート会員資格を持っている人は、以下のように変換されます。
会員特典
これまでの会員特典がこちら。
マリオット:
SPG:
そして、こちらが新しい会員特典です。
新プログラム:
(画像が荒いので、ちゃんと見たい方はこちらをご参照ください。)
気になる部分を抜粋します。
- 旧:マリオットゴールド以上でラウンジアクセス、朝食無料
新:ラウンジアクセスはプラチナエリート以上
朝食無料はプラチナエリート以上のウェルカムギフトから選択 - 旧:ゴールド会員以上で午後4時までのレイトチェックアウト
新:ゴールドエリートは午後2時まで
プラチナエリート以上は午後4時まで - 新:プラチナエリート以上に5スイートナイトクレジットまたはギフトオプション
個人的には、5スイートナイトクレジットが気になったので調べてみたところ、スイートルームが確約される権利のようです。
え、これ激アツじゃないですか?
しかも5泊分ですよ!?
2018年8月20日追記:
年間チョイス特典の詳細が分かりました。
ホテルカテゴリー
ホテルには立地や設備やサービスによってランク分けがあります。
ポイントを使って無料宿泊をする際、そのランクによって必要なポイント数が変わってくるわけですね。
必要なポイント数などについては、下の「ポイントの利用>無料宿泊」の項で触れるとして、ここでは、カテゴリーの変更に関して。
これまでのランク分けがこちら
マリオット:
・カテゴリー 1
・カテゴリー 2
・カテゴリー 3
・カテゴリー 4
・カテゴリー 5
・カテゴリー 6
・カテゴリー 7
・カテゴリー 8
・カテゴリー 9ザ・リッツ・カールトン:
・ティア1
・ティア2
・ティア3
・ティア4
・ティア5SPG:
・カテゴリー 1
・カテゴリー 2
・カテゴリー 3
・カテゴリー 4
・カテゴリー 5
・カテゴリー 6
・カテゴリー 7
こちらが新しいランク分けです。
新プログラム:
・カテゴリー1
・カテゴリー2
・カテゴリー3
・カテゴリー4
・カテゴリー5
・カテゴリー6
・カテゴリー7
・カテゴリー8(2019年初旬から)
カテゴリー8が予定されているホテルは2019年初旬まではカテゴリー7として扱われます。
無料宿泊に必要なポイント数もカテゴリー7のものが適用されるので、2018年中はとってもお得に泊まることができます。
各ホテルの新しいランクは、
https://points-redemption.marriott.com/category-change
からチェックできます。
英語なので、Google自動翻訳して見ればスムーズです。
ポイントの獲得
ポイントの変換
「スターポイント」がなくなり、すべて「ポイント」に名称が統合されます。
この「ポイント」は、これまでの「マリオットリワードポイント」と同じものだと思ってもらって結構です。
これまでに獲得した「スターポイント」は、すべて自動的に3倍の「ポイント」に変換され、ポイント口座も1つになります。
何か手続きをする必要はありませんが、いつ反映されるか分からないので、マリオット系列ホテルにポイントを利用する予定のある方は従来通り交換しても良いでしょう。
即時交換ができます。
あと、今持ってるスターポイントの数を控えておくこともオススメします。
何かバグがあったりしたら困りますからね。
獲得ポイント
ホテルを利用することで貯まるポイントについてです。
これまで。
マリオット:
- 支払い1米ドルあたり10ポイント(一部ホテルは5ポイント)
SPG:
- 支払い1米ドルあたり2スターポイント(ゴールド・プラチナ会員は3スターポイント)
- 宿泊しない場合のレストラン料金もポイント獲得対象
統合後。
新プログラム:
- ホテル料金の支払い1米ドルあたり10ポイントを獲得(一部のホテルは5ポイント)
- 客室料金の他、部屋付けにできるスパ・レストラン利用料金も対象
エリート資格があると、さらに25〜75%上乗せされます。
SPGに関しては、これまでよりポイント獲得数が増えそうですが、宿泊しない場合のレストラン料金については記載がありません。なくなってしまうのでしょうか。
また、マリオットは、自身が宿泊する部屋の他に別途最大2室までポイントが獲得できたのですが、新プログラムのほうは記載がありませんでした。
蓋を開けてみないと詳細は分かりかねますね。
ポイントの購入
これまで。
マリオット:
- 1,000ポイントにつき12.50米ドル
- 年間上限50,000ポイントまで
SPG:
- 500スターポイント(新: 1,500ポイント分)につき17.50米ドル
- 年間上限30,000スターポイントまで
- 年に数回35%OFFキャンペーンあり
統合後。
新プログラム:
- 1,000ポイントにつき12.50米ドル
- 年間上限50,000ポイントまで
これまでのSPGのポイント購入はキャンペーンもありすごくお得だったのですが、統合後はどうなるのでしょうか。
(2018年8月19日追記)
統合後の新しい会員規約に記載がありました。
完全にマリオットに合わせてしまいましたね。
ちなみに、ポイント購入できるのは、マリオットリワードに入会してから90日後から。
宿泊など、何らかのアクティビティがあれば入会してから30日後からできるそうです。
ポイントの利用
無料宿泊
カテゴリーランクが1本化されるのに伴い、必要なポイント数も1つになります。
4連泊分のポイントで5泊目が無料になるシステムに変更はありません。
これまでの必要ポイント数がこちら。
まずはマリオット。
次にリッツカールトン。
最後にSPG。(1スターポイント=3ポイント)
そして、新しい表がこちらです。
カテゴリー8が予定されているホテルは2019年初旬まではカテゴリー7として扱われます。
また、2019年初旬からは、シーズン(オフピークとピーク)によっても必要なポイント数が変わるようです。
新しいホテルカテゴリー表(https://points-redemption.marriott.com/category-change)とも照らし合わせると、
- マリオットは全体的に必要ポイント数UP
- リッツカールトンはカテゴリー8がカテゴリー7として泊まれる2018年中はお得
- SPGは低ランクホテルは必要ポイント数UPだが、高ランクホテルは必要ポイント数DOWN
という印象です。
8月17日まではこれまでのポイント数で予約ができるので、泊まりたいホテルの必要ポイント数を比較して早めに予約してしまいましょう。
逆に、2018年中なら新カテゴリー8のホテルを狙うのもアリですね。
8月18日のメンテナンスが何時〜何時までなのか分からないので、早めの行動が必要です。(半分は自分に言っています…笑)
ポイントセーバー
これまでマリオットにはあって、SPGにはなかったシステムです。
ポイントセーバーとは、期間限定でマリオット側が選んだ地域のホテルの必要ポイント数が最大33%OFFになる、というもの。
選ばれる地域はシーズンオフの所が多いです。
統合後は、SPG系列含むすべてのホテルに適用され、割引率が20%OFFになります。
キャッシュ+ポイント
これまで。
マリオット:
リッツカールトン:
SPG:
統合後はこうなります。
新プログラム:
正確は比較は難しいですが、全体的におトク度DOWNな気がします。
キャッシュ+ポイントを使うなら、なおさら統合前の予約が良いと思います。
トラベルパッケージ
マリオット独自のシステムだったものです。
ポイント→ホテル7泊+航空会社のマイルに交換するプランです。
泊まるホテルのカテゴリや交換するマイルの種類によって必要なポイント数が異なります。
これまで。
見にくい表ですが、必要ポイント数は同じなので、もらえるマイル数に注目して見ると見やすいと思います。
7泊+ユナイテッド航空のマイル:
7泊+アメリカン航空やブリティッシュエアウェイズのマイル:
7泊+JALやANAのマイル:
統合後。
めちゃくちゃ見やすい表になりました。
新プログラム:
※ユナイテッド航空のみ+10%マイル
統一されて分かりやすくなったのは良いですが、マイル数に対する必要ポイント数が大幅にUPされ、どこをとってもお得じゃなくなります。
トラベルパッケージへの交換を検討中の方は、絶対に統合前に交換すべきです。
マイルへの交換
現在は、20,000スターポイント=25,000マイル(1スターポイント=1.25マイル)という高レートで交換できます。
新プログラムでは、以下の通り。

新しいポイント交換レートは3ポイントで1マイルです。
ポイントをお好きなマイレージプログラムのマイルに変換すると、60,000ポイントごとに15,000ボーナスポイントが追加で提供され、合計25,000マイルを獲得できます。
若干わかりづらい日本語にはなっていますが、統合後は1スターポイント→3ポイントになるので、これまで通り100円=3ポイント=1.25マイルというレートは保たれるようです。
SPGアメックス
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
大事な部分だけ抜粋すると、
- 100円利用=3ポイント
- エリート会員資格「SPG/マリオット共通ゴールドエリート」獲得
- 更新時に無料宿泊(1泊・50,000ポイント分まで)をプレゼント
- エリート資格獲得用に5泊分の宿泊実績をプレゼント
紹介による入会でもらえるポイントが、12,000スターポイント→36,000ポイントに変更されます。
紹介をご希望でしたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。
あえての未確定情報:新しいクレジットカード!?
(リンクはあるのに詳細には飛びません…)
マリオットリワードから新しいクレジットカードが誕生するかもしれません。
実際にアメリカとイギリスでは公式にアナウンスされています。
参考までにアメリカ版の「マリオットリワードプレミアプラスクレジットカード」について情報を抜粋してみます。
- 年会費:95米ドル
- 1米ドル利用=2ポイント、
マリオット/SPG系列ホテルでは1米ドル利用=6ポイント- 更新時に無料宿泊(1泊・35,000ポイントまで)をプレゼント
- シルバーエリート獲得
年間35,000米ドルの利用でゴールドエリート獲得- 15泊分の宿泊実績をプレゼント(2019年から)
- 海外でのクレジットカード利用で為替手数料なし
自動的に得られるステータスはシルバーエリートと少ししょぼいですが、15泊分も宿泊実績がもらえるなら嬉しいですね。
あと年会費はSPGアメックスより安いです。
期待しながら続報を待つことにしましょう。
最後に
思ったより変更点が多く、すごく長い記事になってしまいました。
いずれにしても、自分が泊まりたい(泊まってみたい)ホテルをカテゴリー表とにらめっこしてみないことには始まりませんね。
もっと詳しく知りたい方は、新プログラムの公式サイト(https://members.marriott.com/ja-jp/)をご覧ください。
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